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製品情報

 

気象衛星ひまわり地上受信システム

本システムはわが国の静止気象衛星ひまわり8/9号が観測する高解像度観測データを受信し、処理して表示するためのローコストな衛星受信・処理装置です。
ひまわり8/9号の観測データは、商用通信衛星JCSAT-2Bを通じて無償で配信されています。
ひまわり8/9号には16種類の波長の高性能センサが搭載され、10分周期で観測されますが、ひまわりキャストではそのうち14バンドのデータが観測と同時に配信されています。入手できるデータとしては、可視光バンドのほか、3種の近赤外、3種の水蒸気、そして7種類の赤外バンドが含まれています。それら多様なバンドのフルグローブ・データが10分周期で入手でき、解析能力が飛躍的に向上しました。
また、ひまわりキャストでは、そうしたひまわり観測データのほか、気象庁が1日4回発表する数値予報データ(GPV)、 GTS網で収集される地上や高層の実況データ、そして欧州の極軌道衛星ASCATによる海上風観測データなども並行して入手できます。
 
製品
システム構成図(pdf)
  • 本受信装置は、2.4mのパラボラアンテナ、DVB-S2受信機、受信処理用PC、そして表示解析用PCなどで構成されます。システム構成は、利用者のご要望しだいで構成が可能です。
  • 表示解析用PCでは、気象庁が開発したSATAID可視化ソフトが利用でき、非常に高機能かつ多機能な解析が可能になっています。
  • 自動または手動操作で生成された各種イメージプロダクトは、ネットワークを経由して各所へ自動的に再配信することもできます。
  • 本装置は気象予測や防災関係などで重要不可欠な役割を発揮する強力な予測支援ツールです。
  • 本システムは、アジア・大洋州の多くの国家気象局で利用されており、日々の気象予報や防災業務で活用されています。
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WMO/GTSネットワーク情報交換システム(MSS)

本システムは、WMOが運営するGTS(Global Telecommunication System)回線と接続し、国内の各種実況観測データなどの気象情報をWMOのネットワーク上へ送出するとともに、世界中の観測データや数値予測情報、航空関連情報、海洋情報、地震や火山、台風などの緊急警戒情報などを収集・配信するミッションクリティカルな国家気象局向け通信制御システムです。
 
製品
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カタログ(pdf)
  • それらの気象実況データ、数値予報、天気図、衛星イメージなど、さまざまな種類の気象情報を処理し、 WMOが定めるTDCF(Table Driven Code Form)などのデータ形式やアクセス方式を統括する情報の構文解析や変換を行い、高度なリレーショナルデータベース管理機能による高速かつ高信頼なリアルタイム情報交換機能を提供します。
  • ネットワーク機能としては、高度なインターネット/イントラネット技術を駆使して多種多様な情報収集と配信の仕組みを提供するフォールト・トレラントなデータサーバとして機能します。
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WL-2250 AWSデータロガー

WL-2250 AWSデータロガーは、高性能プロセッサを内蔵したネットワーク対応型の自動気象観測用データ収集装置です。
このロガーは、気象センサの出力信号を接続するためのフロントエンドユニット(FEU: Front End Unit)とロガー本体とに分割されて構成されています。
 
製品
システム構成図(pdf)
  • FEUには風向風速計、温湿度計、気圧計、雨量計、日射計などの気象センサを直接接続でき、それらの信号を前置処理し全要素を10Hzで量子化する信号処理部が内蔵されています。
  • FEUとロガー本体との間は市販のUTP(Unshielded Twist Pair cable)ケーブル1本で簡単に接続でき、センサやFEUに必要な電源もそのケーブルを通じて供給されます。
  • またこのデータロガーにはセンサデータの物理値変換やセンサの非直線特性をリニアライズする処理機能を内蔵しており、それらによって得られた高精度な観測データから、瞬間値、平均値、最大・最小値とその起時、標準偏差などの一次統計処理がロガー内で実行されます。
  • それらのデータはBUFR形式に基づく標準的なデータフォーマットで内部メモリに蓄積されるとともに、各種のIPネットワークを通じてデータ収集センターに集約されます。
  • このロガーにはGPS受信機を実装でき、正確な時刻や位置情報を利用できます。
  • 電源はDC12Vで動作します。
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転倒ます式雨量計用データロガー

このデータロガーは、転倒ます式雨量計センサーの接点パルス信号を受け、パルス発生の年月日時分秒情報を半導体メモリに長期間記録するとともに、 ネットワークを利用して観測した降水データをオンラインで自動収集するために使用するものです。
 
雨量観測デモンストレーション
  • ロガーに記録されたデータは、データ収集装置からの要求に応じてIPネットワークを通じて伝送されます。
  • ロガー内には小型リチウム電池が内蔵されており、データの記録は最大5年間まで外部電源なしで連続動作できます。 ただしネットワークに接続してデータ伝送するときは外部電源が必要です。
  • 別のデータ収集装置を利用すれば、本ロガーで収録された降水データをインターネットや各種携帯網などのネットワークを通して自動回収することができます。もちろん、データ収集用PCから直接本データロガーをアクセスしてデータを回収することもできますが、データ収集装置を用いることにより、 AWSデータロガーのデータと整合性のある形式でデータ収集ができ、また利用できるネットワークやプロトコルの選択肢も広範になります。
  • データ収集および中継を担うデータ収集装置は、1台につき20地点までの雨量観測地点をサポートできます。
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洪水予警報システム用 雨量・水位観測データロガー

この装置は、河川や海面の水位、雨量などの観測データを収集し、各種の通信媒体を利用してデータ伝送するデータロガー兼テレメータ装置です。
  • 本装置は、基本的に以下のセンサを対象としています。
    (1) 雨量計:降水量を転倒ますで計測し、接点パルスが出力されるセンサ
    (2) 水位計:水位や水深を計測する圧力式センサまたはレーダー式センサ
    (3) その他:温湿度や風、気圧、日射など(オプション)
  • それぞれのセンサのデータは内部に装着されたSDカードに自動収録されます。データは FAT32形式のファイルとしてCSV形式のフォーマットで収録されます。SDカードに収録されたデータはPC等で直接読み取ることができます。
  • データ伝送の方式は、各国の気象衛星のDCP通信、HF/VHFの無線テレメータ通信、GPRS/3G/4Gなどの携帯通信網、長距離無線LAN、920HMz帯域の特定小電力無線、インターネット回線などそれぞれの実情やご要望に応じて選択することができます。
  • 電源は商用電源またはソーラ電源を利用できます。ソーラー電源の場合は、使用するセンサや通信方式、データ伝送周期などにより、ソーラパネルやバッテリ容量の選定が必要です。小容量の電源であれば、データロガーの中にバッテリの充放電制御機能を内蔵させることができます。   
  • データロガーの時計は、ホスト局との時刻あわせ、もしくはGPS受信機を使用した時刻補正が可能です。
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簡易型気象センサ用データロガー

この装置はCWSと呼ばれる一体型気象センサをはじめ、各種の簡易型気象センサによる気象観測データを収集するためのローコストなデータロガーです。
 
製品

  • 本装置は、以下のいずれか、もしくは複数のセンサを接続することを対象としています。
    (1) Airmar 150WX :風向風速、温湿度、気圧(GPSを内蔵)
    (2) Vaisala WXT520:風向風速、温湿度、気圧、雨量
    (3) その他各種センサ(転倒マス雨量計など)
  • オプションとして、CWSセンサとともに転倒マス雨量計を接続することが可能です。
  • 指定時間内の平均値、積算値、最大値とその起時データを集計して収録することができます。
  • 通信方式、ソーラ電源、時刻補正の方法などについては、雨量・水位観測用ロガーと同じです。

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